そして、現在なお圧倒的な取引量世界一を誇るビットコインは知らない人はいないかと思いますが、
その派生(ハードフォーク)先で、
BCH
ビットコインキャッシュ
というものも近年高価値で人気の仮想通貨となっています。
ビットコインキャッシュの解説
ビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash、ティッカーシンボル:BCH)は暗号通貨「ビットコイン」のハードフォーク。2017年8月1日に誕生した。
2017年7月20日、「ビットコイン改善提案(BIP)91」(通称Segregated Witness)がアクティベートした。
ビットコインコミュニティの一部のメンバーはブロックサイズの上限を上げずに「BIP91」を採用することは単に問題に直面することを先送りしただけであり、BIP91に賛成した人々はビットコインを取引通貨よりもデジタル投資として扱うことを望んでいると感じた。
ハードフォーク計画は最初にASICマイニングハードウェアメーカーのBitmainから発表され、その後開発者がプロジェクトへの関心を寄せた。ビットコインキャッシュのプロジェクトは元々はBIP148 (UASF)が成功した場合にBitmainが実行する「コンティンジェンシー・プラン」と呼ばれた 。ビットコインキャッシュの名称は元々は中国のマイニングプールの「ViaBTC」が提案した。
オランダのアーネムで開かれた「ビットコインの未来」カンファレンスにおいてDeadal NixのAmaury Sechetがビットコインキャッシュのプロトコル(最初は「ビットコインABC」と呼ばれていた)を発表した。ビットコインキャッシュのハードフォークは2017年8月1日に行われると発表された。
開始時にビットコインキャッシュはビットコインのそれまでの取引履歴を受け継ぐが、更なる取引は分離される。ブロック 478558が最後の共通のブロックであり、したがって最初のビットコインキャッシュのブロックは478559となる。ビットコインキャッシュの暗号通貨ウォレットはフォーク開始予定時刻の2017年8月1日13時20分(UTC)以降からビットコインのブロックとビットコイントランザクションを排除し始めた。ビットコインキャッシュはブロックサイズを8MBまで上げたことでビットコインのブロックチェーンとの後方互換性が無くなった。7月23日にビットコインキャッシュの先物取引が0.5BTCで始まったが、7月30日までに0.10BTCまで下落した。マーケットキャップ(時価総額)は2017年8月1日の23時15分(UTC)以降に表示されるようになった。
結局ビットコインキャッシュは多くの暗号通貨取引所で広く採用されたが、ビットコインキャッシュの名称により取引所のユーザーの間で混乱が起きた。Jaxxのチャーリー・シュレムは「我々は何が起こっているのかわかっていない何十万のユーザーを抱えている」と述べた。 最終的にBcash(Bキャッシュ)の名称の使用を巡りコミュニティでの論争に発展した。 ロジャー・バーは「ジョン・カルバーロはビットコインキャッシュをBキャッシュと呼びビットコインキャッシュのコミュニティーを繰り返し侮辱した」と述べた。 Trezor architect Marek “Slush” Palatinusは「我々がBキャッシュの使用を好む理由としてユーザーが誤って間違ったウオレットを使うことを防ぐためだ」と説明した。一方でShapeShiftはプロジェクトの開発者がビットコインキャッシュと呼んでいることから同様に呼んだ。バーのコメントへの反応として、Andreas Antonopoulosは「Redditグループの検閲を破るためにリバタリアンは彼らが作ったシステムを呼ぶのに何の名称が使えて何が使えないのかをほんの少しの皮肉のセンスすらなく他人に伝えた」と述べた。
英数字のアドレス形式は現在のビットコイン(BTC)と同じであるが、ビットコインキャッシュ(BCC/BCH)はビットコイン(BTC)アドレスに送られるべきではないことは重要である。現在のビットコインのように、ビットコインキャッシュのアドレスは複数回使用できるが、プライバシーを懸念する場合は再利用されるべきではない。しかし、アドレス形式を変更する計画も存在する。
複雑そうな背景等ありますが、結局のところ、ほとんどの仮想通貨ユーザーにとっては、ビットコインに名前の似た仮想通貨が一種増えただけ、と思っているだけで、特に支障はありません。
名前が似ているので、両方取引している人は自身のビットコインと、ビットコインキャッシュのそれぞれの口座アドレスを間違えないように注意しましょう、程度のものですね。
※取引量や価格は圧倒的にビットコインの方が上
ビットコインキャッシュの特徴や、ビットコインでなくビットコインキャッシュに投資した場合のメリット
ビットコインキャッシュ(BCH)は、ビットコイン(BTC)の「スケーラビリティ問題(取引遅延と手数料高騰)」を解決するために、2017年にビットコインからハードフォーク(分岐)して誕生した仮想通貨(暗号資産)です。
その特徴や、ビットコインではなくビットコインキャッシュに投資・保有するメリットについて整理しました。
1. ビットコインキャッシュの主な特徴
大容量のブロックサイズ
ビットコインのブロックサイズが基本的に1MB(SegWit等で実質約2?4MB)であるのに対し、ビットコインキャッシュは32MBと大きな容量を持っています。一度に処理できる取引(トランザクション)数が格段に多いため、送金詰まりが起きにくい設計です。
「決済通貨」としての実用性重視
ビットコインが「価値の保存手段(デジタルゴールド)」としての側面を強めているのに対し、ビットコインキャッシュは日常的な買い物の決済や小額送金で使える「電子現金(キャッシュ)」を目指しています。
スマートコントラクト機能の拡張(CashTokensなど)
アップデートにより「CashTokens」と呼ばれる機能が導入され、BCHのネットワーク上で独自のトークン発行やシンプルなNFT、DeFi(分散型金融)の構築が可能になっています。
2. ビットコイン(BTC)ではなくBCHを選ぶメリット
① 送金手数料が圧倒的に安い
ビットコインはネットワーク混雑時に送金手数料(Gas代)が数百円?数千円に高騰することがあります。一方、ビットコインキャッシュは通常1円以下(数十銭?数円程度)の超低コストで送金できるため、資金移動や少額決済での実用性が極めて高いです。
② 送金スピードが速い
1ブロックに収められる取引量が多いため、送金待ち(未確認のトランザクション)が発生しにくく、短時間で確実に決済・送金が完了します。
③ 価格の上昇伸び代(キャピタルゲインの期待値)
時価総額・価格帯の違い: ビットコインはすでに時価総額が膨大で一定の成熟期に入っていますが、BCHはBTCに比べて時価総額が小さく価格も安価です。
値動きの軽さ: 暗号資産市場全体の強気局面(半減期アプデや決済需要の増加など)において、BCHの方が時価総額が小さい分、価格の上昇率(倍率)が大きくなる局面があります。
3. 投資する際の注意点・リスク
「デジタルゴールド」としてのブランド力差
機関投資家や各国政府・企業から「資産」として買われているのは主にビットコイン(BTC)です。価値の保全や安全性を最優先する場合、BTCの方が信頼性が高いとみなされる傾向があります。
ハッシュパワー(セキュリティ)の規模
PoW(プルーフ・オブ・ワーク)マイニングの計算量はBTCが圧勝しています。ネットワークの堅牢性という面ではBTCに軍配が上がります。
他の決済系コイン(ライトコインやXRPなど)との競合
「速くて安い送金手段」としては、ライトコイン(LTC)やリップル(XRP)、各種ステープルコイン(USDT/USDCなど)もライバルとなるため、決済分野でのシェア獲得競争が続いています。
まとめ
ビットコイン(BTC): 長期的な価値の保存手段(資産としての安定性重視)
ビットコインキャッシュ(BCH): 実際の決済・送金の利便性と、価格の短期・中期的な高ボラティリティ(高い上昇率の狙い)
「日常生活での利便性」や「今後の決済インフラとしての普及」、あるいは「時価総額がまだ小さいことによる伸び代」に魅力を感じる場合、ビットコインキャッシュは投資対象として面白い選択肢になります。
